現地に行く前に知っておきたいハンガリーGP会場周辺情報

F1ハンガリーGPは1986年に開催され、毎年ハンガロリンクサーキットで開催されています。1986年当時のハンガリーは「東欧圏」に位置し、東西冷戦が終焉していない時に唯一の東欧圏でのF1として注目を集め、今でも人気のグランプリの1つです。F1界の重鎮である有名なドライバーが1980年代中盤に東欧でのF1開催を熱望したことから開催に至っています。毎年夏に開催され雨が少なく非常に暑いくドライバーに厳しいレースです。また、抜きどころの少ない低速サーキットとして有名で、随所でレースカーが数珠つなぎになる「トレイン状態」や「レーシングスクール状態」になることでも有名です。ハンガロリンクは首都ブダペストから20Kmの位置にありアクセスも便利です。ブダペストは歴史的な建物や東欧独特の文化を現在も引き継いでおりレース観戦以外の楽しみもいっぱいあります。

ハンガリーGP観戦で押さえておきたいポイント

ハンガリーGP観戦で抑えておきたいポイントは日本からの往復航空券や宿泊ホテル選び、サーキットまでの移動手段や観戦チケットの入手などがあります。それぞれ項目ごとに説明します。まず航空券はブダペストまでの往復になるのです。日本からの直行便はないため、多くの航空会社がハンガリーまでのルートを用意しています。F1開催の時期は大変混在しますので早めの予約が必要です。ホテルはハンガリー全体で3000件ありますが、大変混雑しますのでなるだけブダペスト市内のホテルを早めに予約しましょう。サーキットまでの移動手段としてバスが出ています。普段なら1時間ぐらいで会場まで行けますが、レースが開催される週は道路も大渋滞するので余裕をもって行動してください。観戦チケットですが、2万円台から8万円近くするスーパーゴールドまで様々なチケットがあります。コースレイアウトを参照にお気に入りのポジションで観戦してください。

現地に行く前に知っておきたいハンガリー情報とは?

ハンガリーGPが行われるブダペストは非常に歴史ある街で、街並みもレストランやマーケットもお洒落で日本では味わえない独特の空気があります。ハンガロリンクサーキットはブダペストから20KMの位置にあり、通常バスで約1時間です。ホテルや旅行会社から送迎バスが出ていることもありますので、送迎やサーキットまでのアクセスは事前に把握しておきましょう。また移動時間は半日単位で考えておくと安心です。1時間で移動できるとしても3時間ぐらいを見積もってください。余った時間はお土産を買う時間に充てられるのも良いでしょう。ブダペストには「英雄広場」、「漁夫の砦」、「国会議事堂」や「ブダ城」など観光名所がたくさんあります。ハンガリーは比較的治安が良く国民性は温和です。ハンガリーは英語が通じますので日常会話レベルで十分楽しめます。是非オプショナルツアーでいくつか観光名所を巡ってください。