GPだけに関わることでは無いですが、海外に行く際には、その土地の治安を調べることは大切です。少し前まで平和だったのに、突然世界的なニュースになるようなトラブルが起こることもあります。またじわじわと治安に不安を感じるような空気になることもあります。もともと治安が良くない場所もあります。ハンガリーは比較的治安が良好な場所ではありますが、以前に爆破テロが起きています。また移民問題などもあり、近づいてはいけない場所もありますので、情報は集めておくべきです。ハンガリーGPは首都ブタペスト郊外にあるハンガロリンクというコースで行われています。ここはブタペストの東側となっており、外務省のサイトには危険情報は乗っていませんが、少し廃れていて街灯が少ない地域とされていますので、夜に出歩くことはおすすめできない場所です。
ハンガリーGPが行われるハンガロリンクの特徴
ハンガリーGPは7月の末に行われることが多い大会です。ハンガロリンクの特徴としては不安定な天候のためレースの行方が分かりにくく、またコースの設計上低速になりやすく、一部ではつまらないコースレイアウトなどと言われてしまっています。しかしサーキットが丘陵地の低い部分に作られ、観客席が高い部分に作られるお椀状となっているので、どこからでもコースのほとんどを観戦することができる場所としても知られているのです。また追い抜きが難しいことから、観戦している方としては予選での順位で、ほとんどの順位が何となく見えてしまうという部分がありますが、実はレーサー側からは非常にテクニックを必要とするコースといわれている、小さなミスが命取りになる場所でもあります。言い方を変えれば真のマニアには手に汗握るコースともいえます。
ハンガリーのF1GP以外の楽しめる場所
ハンガリーブタペストからバスが出ていますが、早く到着をしたい方や大人数で動かれる方はタクシーがおすすめと言われています。割り勘で安くなるという点もありますが、バスの場合、バス停からサーキットまでが遠く、また渋滞に巻き込まれることもあるようですが、タクシーの場合優先レーンを走るので渋滞を避けることができるようです。またブタペストは、さすが世界中からの観光客が来る地域でもあり、飲食店も多く、いろいろなお店を選ぶことができます。また実はブタペスト自体は広い都市では無いので、歩いて観光地を回ることができます。ブタペストの中央を流れるドナウ川と二つの町を繋ぐ美しい橋、セーチェーニ鎖橋や、温泉都市とよばれるにふさわしく多くのスパや浴場があり、ヨーロッパ最大の温泉であるセーチェーニ温泉など、GP以外の見所も多い場所です。